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自分に合っているかどうかを、簡単にチェック出来るポイントがいくつかあります。
お友達や、ご夫婦など二人でチェックし合えば、より正確に決めることが出来ます。 |
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肩の力が抜け、首の付け根から背中がピッタリと蒲団に着いていることを確かめてください。
少しでも頚椎部の支持が高ければ、背中は簡単に浮いてしまい、掌を楽に差し込めてしまいます。
高い枕を使ってきて前肩になってしまった方でも、肩に力が入らなければ胸が開いて肩が着くようになります。 |
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頚椎支持部に首が支えられている感じでは強すぎます。
首全体に沿っている感じで、筋力の弛緩する睡眠中にはちょうど良いのです。
頚椎部の幅が細すぎますと、首の一部だけに当たり寝心地を損ないます。 |
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高ければ顔が立ち顎の付け根あたりに圧迫を感じ、低すぎれば頭が後に引かれたような感じになります。
誰が見てもごく自然な感じと云うのがありますが、それは人に見てもらえばすぐわかります。
後頭部の出っ張り具合によって後頭支持部の高さの調節をしてください。 |
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出張り具合の多い方で後頭支持部の高さが5mm位になりますが、後頭部に沿うように調整します。
以上の3点を正しくチェックできれば、どなたでも自然で楽な寝姿勢ができあがります。
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(以上の3点チェックのほかに、合わせて次のことも確認していただくと良いでしょう。) |
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正しい仰臥姿勢が出来ると、睡眠時の70%以上は仰臥になります。
ただ横臥姿勢になったときも楽な姿勢がとれないと寝相が乱れます。
そのため枕の両サイドは、頚椎支持部より1cmから1.5cm高くなっていると、頚椎と胸椎の通った首に負担のない寝姿勢になります。
睡眠中は肩を抜いた姿勢になりますのでこれ以上の高さは必要ありません。
ただし寝ていてテレビを見たり読書をする場合には肩が立ちますので、補助枕を使うかバスタオルを畳んで高さを作って、肩に負担がかからないようにすると良いでしょう。
眠るときは外すのをくれぐれも忘れないように |
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正しい仰臥姿勢が出来れば、腰椎がきれいに伸びて蒲団に着くことが分かったでしょうか。
ベッドを長く使っている方に多く見られるのですが、腰のくびれが固くなってしまい素直に伸びきれない方もおります。
そんな場合でも、無理のない前屈運動などで腰部の筋肉を柔らかくすることを心掛ければ自然に伸びてきて腰痛の悩みなどから開放されます。 |
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ゆっくりと深く呼吸をしてみてください、お腹で呼吸しているのが分かるはずです。
赤ちゃんがお腹で呼吸するのは、まだ口呼吸が出来ないだけなので不思議はありませんが、腹式呼吸が一番深い呼吸であることは間違いありません。
正しく枕が合えば誰でも腹式呼吸が出来るわけで、安眠は約束されます。
枕の高さだけで呼吸が変わってしまうなんて、人間のからだの仕組みは微妙ですね。 |
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枕が合ったときのリラックス感は、はっきりと表情に現れますが、高さや素材を変えて何度か試し寝を繰り返すことで自分でも感覚的に認識できます。
迷わず自信を持ってお試し下さい。必ずあなただけの枕は見つかります。 |
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(文中のデータはKMコンサル調べ)
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